Ｃａｎｏｎ ＢＪＣ−３５ｖ
1996年6月に，ノートパソコン98NOTE Aileと一緒に買った初めての個人用のプリンターです。買ったと言うより，Aileを買ったときにパソコンショップの店員から，「プリンターを持っていないなら一緒に買ってはどうですか？」と言われて，そうだな！と思い買ってしまった代物です。値段は覚えていませんが，ちょっと調べてみたところ95年3月1日発売で定価54,800円(税別）と書いてありました。買ったのは発売１年以上経っているので，もっと安かったと思いますが，２万円台後半ぐらいかな…。まぁ，店員から見ればいいカモだったのでしょうね。正直，今日の朝までこのプリンターの存在を忘れていまして…。この使用機種紹介のページでも，長い間「EPSON PM-800C」がプリンターのトップにきており，あたかもPM-800Cが私の初代機のようになっていました。まぁ，それぐらい影がうすくて，ほとんど使わなかったのですが…。 一応，モバイルプリンターの一種になるのですが，正直，電源コードとパソコンとつなぐコードがパラレルコードだったので，本体が小さくてもコード類で荷物になり気軽に持ちは運べるという印象ではありませんでした。また，今のUSBなどと違って，パラレル接続はそれなりの作業だったので余計です。 この機種，インクカートリッジがモノクロ印刷専用のモノクロインク(大)とカラー印刷専用のカラーインク＋モノクロインク(小）に分かれており，カラー印刷するにはカラー用の２本のインクに変えなくてはなりませんでした。ただ，買った当時はモノクロ以外家庭で印刷することがなく，カラー印刷を使うことがなかったです。（21世紀に入り，デジカメを買って１度カラー印刷も試してみたのですが，はっきりいって見られた物ではありませんでした。） それに，家でプリントするのは，家で仕事をしていてどうしてもやも得ないときぐらいでしたので，年に３〜４回程度しか使っていませんでした。モノクロのプリント品質も，まぁ何とか見える程度のもので，積極的に使える物ではありませんでしたね。やはり，家庭用プリンターとして使えるようになったのは90年代も終わりがけになってからですね。 というわけで，ほとんど使わなかったですし，存在も薄い機種だったのですが，さらに，知らないうちに無くなってしまっていたのです。売ったわけでも，捨てたわけでもないのですが，知らないうちに消えていました。まぁ，それらしいオチではあるのですが…。 ２０１３．７．２３ |
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