Canon PowerShot G9
☆Canon PowerShot G9 
〜購入経過〜 DiMAGE A1の後釜として購入しました。A1は，デジカメにしては本格的な撮影が出来るカメラで重宝していました。(特にズームレンズが手動式なので，すばやく思ったところに焦点域を変えられるところがGOOD!） ただGR DIGITALUを購入してから，その大きさが気になり出しました。デジタル一眼レフよりは一回り小さいのですが，気軽に持ち出すには少々大きいのです。EOS5Dを購入する前までは，デジタルでの本格的な撮影も，気軽な記録撮影も一台で出来て便利だったのですが，5D購入後は，本格的な撮影には専ら5Dを持ち出すこと事ばかりになり，DiMAGE A1は記録用の撮影のみに使用するようになったのです。そうなると，本格的な撮影をするときにはしっかり受け止めてくれたボディーが，記録撮影専用と考えると大きすぎるのです。また，JPEG撮って出しでは緑被りがひどくて，どうしてもRAWで撮らないとならないのです。記録撮影専用と考えると，１枚１枚調整して現像するのもどうかなと思うようになったのです。 そこで，４年も使ったことだし，そろそろ買い換えても良いかなというわけでDiMAGE A1をドナドナし，新しいデジカメを購入することに。一応条件は，次のようなものです。
といったところです。まずはキタムラに行ったところ，上の条件に該当するのは PowerShot G9だけ。値段も思ったより安かったのでG9で決定。DiMAGE A1の買い取りもお願いしたところ，そこそこの値段が付いたので，そのまま引き取ってもらいました。 ☆使用法 メインは仕事や旅行の記録撮影用です。ただ，時々５Ｄのサブとして使うこともあるかもしれません。。 正直言うと，DiMAGE A1をドナドナしたことを後悔しています。確かにコンパクトで気軽に持ち出せます。JPEG撮って出しで綺麗です。1240万画素でノイズもよく押さえ込まれており，RAWにも対応しています。手ぶれ補正も付いています。ただ，A1のような撮影の楽しさは感じられません。 それは，G9が機械任せのオートで撮るように作られているためだと思います。そのため少しでも自分好みの設定をしようと思うと，一操作必要になります。その点A1は，ダイレクトに自分のしたい設定ができるのです。フィルムから一眼を使っていると，この感覚が結構重要なんですよね…。ただ，コンパクトなデジカメにこれを求めるのは無理と言うことで，G9を使いこなしていきたいと思います。 さてＧ９ですが，上記にも書きましたが，基本的には機械任せの機種です。たぶん機械に任せたとき，最も綺麗な画像を得ることが出来ると思います。そのことをきちんと頭に入れた上で，自分で手を加えたい事を設定で変えていくという使い方になります。 あとＧ９でよく言われている望遠側の開放絞りの暗さの件ですが，中望遠105mmの時F3.5なので，３倍ズームの35−105mm F2.8-3.5と考えれば結構明るいレンズといえます。確かに望遠側では138mmでF4.0，174mmでF4.5，210mmでF4.8なので暗いと言えば暗いですが，まぁ一眼の普及ズームが70-200mm域でだいたいF4.0〜F5.6(6.3も…）だから，それよりは明るいのでまぁいいかなと思います。下に焦点距離と開放絞り値の関係を示しておきました。この焦点距離は，ズームレバーを小刻みに動かしたときにステップしていく焦点距離です。２〜３回おこなって確認したのですが，もう少し細かくステップするかもしれません。 肝心の画質ですが。JPEG撮って出しで十分綺麗です。ﾎﾜｲﾄﾊﾞﾗﾝｽも露出もほぼ正確で，癖がありません。G9の前の機種G7にRAWが付かなかったのも納得です。(JPEG撮って出しで十分で，これならRAW不要です。G9で付いたのは，G7で付かなかった事への反響の大きさからだといいます）まぁ，記録用のデジカメとして買い換えたのですから，これでいいでしょう…。 
前のページへ
２００７．１２．１９ |
「使用機材紹介」目次へ
「ギャラリー」トップへ